30年以上前からある藤の散歩道
札幌には通称『パープルロード』と呼ばれる道があります。
連なる藤棚の下を散歩できるということを聞いて、5月下旬の休日に出かけてきました。

モエレ沼公園へと続く道路
『パープルロード』は今の「伏古」という地名に、昔は「藤古」という漢字が当てられていたようで、1990年前後から数年掛けて整備された東区のシンボルロード。環状通りがスタート地点で、藤棚をメインとした遊歩道があり、その先の大きく開けた道路沿いにはさとらんどやモエレ沼公園が広がります。
モエレ沼公園の完成時にはイサム・ノグチという言葉が大々的にアピールされ、そこで世界的に有名な彫刻家である氏が設計した公園だと知ったこと、札幌市内に長い長い時間をかけたアートな公園が作られたこと、完成当時の盛り上がりは一市民である私にとってもこれからの街の発展への大きな期待と感動があったことを覚えています。
おそらくそのモエレ沼公園へ向かうアプローチとしてなのか、緑化運動の要としての設計なのか、どちらが先かはわからないけれど、『パープルロード』は今も地域の方に愛される道となっています。

藤棚を眺めながら実際に歩いてみる
藤棚巡りをしながら散歩するにはどの辺りまでがいいかな、と地図で確認。
中央分離帯が遊歩道になっているのは、環状通りの伏古公園の隣から宮の森北24条通りの手前の一の村公園までの間でしょうか。車と接触する危険性もなくまったりと歩けそうだと確認しスタートします。

アーチ棚をくぐりここから始まるという感じ。







一の村公園の辺りで折り返します。



そういえば、約30年前のまだ20代前半の私の朧な記憶では、札幌で藤といえば伏古公園、だったなぁと思い出しました。パープルロードの存在は知りませんでした。
公園の中は整備され、藤棚は新しくなっていました。


遊歩道に戻りゴールします。


パープルロードはどこにあるの?
パープルロードは札幌市東区にあります。市営地下鉄東豊線の環状通東駅から徒歩15分くらいで遊歩道のスタート地点に辿り着きます。伏古公園を目指していくとわかりやすいかと思います。
基本情報
パープルロード藤棚遊歩道 と 伏古公園
所在地:札幌市東区伏古1条2丁目1−1 (←こちらは伏古公園の住所です)
藤の見頃:5月中旬〜5月下旬
駐車場:伏古公園内あり
アクセス:市営地下鉄東豊線さっぽろ駅乗車、約14分で環状通東駅着後、徒歩15分ほど。

先人の思いを感じて
街中に緑があると本当に心がほぐれますね。どんな未来がやってこようと、自然があり、その中で一息つける場所があることはありがたいことです。また、ずっと先の人々のことも思いながら憩いの場を設計してくださった先人に感謝感謝の気持ちです。
そして、その意思を引き継ぎ整備してくださる方々がいるからこそ楽しめるのだと、見知らぬ多くの方々に敬意を払いながらひとときの散策を楽しみました。
桜並木もあるようなので、花の時期に散策してみてはいかがでしょうか。
☝️リリートレインが走る百合が原公園の藤棚記事もよければご覧ください。
