小さな旅

藤棚のある風景#2ー中島公園

クラシックな雰囲気の藤棚

曇り空から雨になるかと思っていたら、晴れ間が広がってきたので散策に出かけようと思い立ち、いそいそと市民の憩いの公園・中島公園に向かいます。

こちらの藤棚は、支柱が石造りの円柱なので西洋建築の要素がありクラシカルな印象です。園内にある豊平館やコンサートホールkitaraとの統一性を考慮したのかもしれないな、

などど考えながら藤の鑑賞をしていくと、花の先端はまだ蕾で全体的には七分咲きです。

菖蒲池から見た藤

藤棚の両端に垂れ下がるまではまだ咲いていなく、菖蒲池側から見てみます。

薄紫の花が上品ですね。

中島公園の藤棚はどこにあるの?

中島公園は札幌市の中心地、大通りから二駅、すすきのから一駅の場所にあります。

6月のお祭り時期が一番人出があり賑わうのではないでしょうか。7月の豊平川の花火大会の穴場スポットとしても人気です。映画のロケ地にもなっていますね。

桜の時期も賑わいますが、それが終わるとひと段落のような印象です。藤の時期はそれほど混雑はしないでまったり鑑賞できそうです。

基本情報

中島公園内 藤棚

所在地:北海道札幌市中央区中島公園1

藤の見頃:5月中旬〜下旬ごろ

駐車場なし 近隣に有料駐車場あり

藤棚までのアクセス:地下鉄南北線「中島公園駅」から徒歩3分、または地下鉄南北線「幌平橋駅」から徒歩13分

日本庭園にも藤棚

菖蒲池の反対側に日本庭園があります。こちらにも藤棚があるのです。

園内は無料で入ることができます。

中へ入っていくと、純和風の庭園が広がります。

先ほどのクラシックな藤棚の池を挟んだ向かいに、小ぶりな藤棚。

花が垂れ下がっている様子を間近に捉えることができます。

豊平館とコンサートホールkitara

日本庭園を出ると、白と水色の可愛らしい洋館があります。豊平館です。

重鎮をお迎えするホテルとしての役目を終え、現在は一部内覧ができるようになっています。(こちらは料金がかかります)

もう少し歩いていくと、見えてくるのがこちらの建物。kitara。

大きなパイプオルガンのある大ホールは、ステージの後ろまで客席がある約2000人収容のホールです。

学生時代に吹奏楽をしていた方なら毎年夏のコンクールに出場するため暑い中練習に励んでいたことが思い出されるのではないでしょうか。

散策しながら余韻に浸る

藤を鑑賞した後に素敵な建物を眺めながら散策できるのも中島公園のいいところ。

他にも文学館での作品鑑賞や、神社への参拝など思い思いの時間を過ごすことのできる公園です。

藤の香りと静けさの中で何気ない1日を過ごしてみてはいかかでしょうか。