地域に愛される藤棚
5月に入ると桜が咲いて、いよいよ北国にも春が来たと感じる日々。
それぞれ花には咲く時期があり、例年より早い遅いはありますが、
昨年、一昨年と振り返りながら自分自身を見つめるいいきっかけにもなりますね。
ここ数年は藤を追いかけて、推し活に近い感覚があるわたくしがおすすめの藤棚は、
やはりここ天神藤なのです。

↑道路側から眺めた藤。
雨あがりに日が差して、光るように綺麗に咲いていたので、
お隣の住宅の職員さんが小走りで写真を撮りにきていましたよ。
こちらはお隣に住む方々が散歩がてら見に来ているので、とても羨ましいです。
道路からすぐの平地に藤棚があるので歩きやすいのも大きなポイントですね。
↓山側から眺めた藤。こちらには小高い丘があるので藤棚を上から見られます。美しい。

天神藤ってどこにあるの?
樹齢200年を超える北海道最古と言われているこの藤の木は、札幌市豊平区にあります。
観光の方々で大賑わいの人気の都市ですが、たまには足を伸ばして自然と触れ合う1日もいいのではないでしょうか。
地下鉄駅からも歩いていくことができますが、緑地内は天神山というだけあり、坂道が多いのでしっかりした靴を履いていた方が良さそうです。
基本情報
天神山緑地内 藤棚
所在地:北海道札幌市豊平区平岸1条18丁目
駐車場:無料20台ほど
アクセス:地下鉄南北線 澄川駅または南平岸駅から 徒歩約10〜15分

緑地散策で心がほどける
藤の花の香りに心が癒されたら、まったり園内を歩きます。坂道を登る感じです。運動不足の身体では息が切れるのでゆっくり歩きます。
相馬神社の御神木
坂を登った奥には日本庭園もあり、その隣には神社もあります。こちらの神社は道路側の正面から入ると急な坂道を登るのですが、日本庭園の横の道から行くと境内に入ることができます。

境内には大きな御神木があり神々しい空気に包まれています。手を当ててみると生命の息吹を感じパワーをもらえることでしょう。ここはパワースポットでもあるのです。

坂道は写真で見るよりも急になっていますので、下から登るときは気をつけて。
緑地内に戻り、アートスタジオでは自動販売機やトイレもあるので休憩もできます。
小腹に満足な焼き芋
ぐるっと緑地散策をした後は、いい感じに心が満たされているのですが、
そろそろお腹も満たしたいところ。
藤棚側の道路から、横断歩道で向かいに渡ると焼き芋屋さんがあります。
その名も「いもや」。

天神山にくるといつもこちらに寄って、ほくほく・しっとりの焼き芋をいただきます。
ここは芋の種類がたくさんあって、ほくほく系、しっとり系などに分けてあり好きな芋を選ぶことができるのです。時間が早いと100円で購入できるミニサイズの焼き芋もあるんです。(こちらは種類が決まっているようです)※2025年5月現在
シルクスウィートが好きなのですが、今回はおすすめしていただいたこちらにしました。

「栗かぐや」聞いたことない種類ですが、とっても甘くて美味しかったです。小さめサイズで1個300円也。
心もお腹も満足の休日
喧騒から離れて心を休める場所として天神藤でほっこりと満たされる1日は、
きっと忘れられないひと時となることでしょう。
桜の時期も、紅葉の時期も、どの季節も味わいがあると思いますので、
藤の時期を逃しても大丈夫。いつでも自然は迎えてくれます。
その時にはぜひ焼き芋も一緒にいかがでしょう。